失格

【おでかけ】
こんばんは。
お久しぶりです。


ブログ凍結から,はや幾年月。
本当に復活するとは思わなかったでせう?
自分も驚いています。

ブログ凍結していたこの1年間,世界でもいろいろと変化があったようですね。
なんといいましても一番の変化は,峯岸みなみ嬢がライザップでダイエットに成功したことですよね(


それはさておき,あくまで一時的に融解という建前で,こっそり旅行記を置いておきます。
もはやこの地を訪れる方もおられませんでせうが,それはそれ。
そもそもが無告知のブログなので,自己満足というキーワードにより,この電脳世界は開いた瞬間に閉じているのであります。
何を言っているのかよくわかりませんね(


なお現在の体調は最悪です。
この記事が絶筆となってもおかしくないくらい。
じゃあだまって寝てろよ。
それはまぎれもなく正論。
しかし,これ以上悪くなることもなかろうという希望的観測で,井戸の底から貞子のように這い上がってみます。

来ーるーきっと来るー。



さて,本題です。



某月某日,青森県へお手軽旅行へ行ってきましたよ。

青森県といえば,昨年の寺山修司記念館が思い出されるところです。
そして,青森県が誇るもう一人の修ちゃん・津島修治氏。
世間では太宰治氏として広く知られていますね。

そう。
今回の目的地は太宰治記念館。
その名も斜陽館です。


斜陽館は五所川原市金木町にある太宰氏の生家で,津島家の手を離れたあとは旅館,文学館を経て,現在に至ります。
豪邸をそのままの状態で保存しつつ,蔵の一部が太宰氏の文学資料展示室に改装されているとのこと。
詳しくはwikiなどで。


館名に使われている『斜陽』は氏の後期代表作のひとつです。
斜陽館・・・あらためて考えてみると,ネーミングが素晴らしいです。
同じコンセプトでも“津軽館”だとそのまますぎ,“人間失格館”だとアングラ,“女学生館”だと賄いつき下宿になってしまいますからね。

なお,自分は『斜陽』は未読です。
死ぬまでには読みます。
たぶん。



出かけたのは,いまだ春の遠い時期です。
おーさむ。

まだ北海道新幹線は営業しておらず,早めの特急・白鳥に乗って出かけました。
白鳥に乗ってなどと書いてみると,「ニルスの不思議な旅」のような感じね。
メルヘンです。
ニルスの相棒・モルゲンは白鳥じゃなくてガチョウでしたっけ。


特急・白鳥は定刻通り青森駅へ。
青森駅からは,わが第2の故郷・弘前行き普通列車に乗り換え。
弘前のちょい手前の川部で五所川原行きに乗り換え。
終点・五所川原にて津軽鉄道・津軽中里行きに乗り換え。

いざ,こうして活字に落としてみると,なかなか一筋縄ではいかない感じです。
でも,陸の孤島・寺山修司記念館に比べたら,近所のコンビニくらいの手軽さ感。
交通機関バンザイ。

なお,今回の旅には津軽フリーパスという秘密兵器を導入しています。

画像

金木町がギリギリ利用範囲内ということだったので。
お得であることは間違いない。


一連の旅程の中では,津軽鉄道がなかなか面白。
冬季に運行するストーブ列車で有名な鉄道です。
今回は時間が合わなかったため,残念ながら普通列車で。

津軽鉄道に乗られたことがある方ならおわかりかと思いますが,この鉄道には女性車掌さんが乗り合わせています。
正確には津軽半島観光アテンダントという方々らしいです。

自分が乗った単編成の車両にも,柳原可奈子嬢をワンサイズ絞ったようなカワイイ車掌さんが最後方に乗り込んできましたよ。
津軽美人てヤツですね。

「本日はぁ津軽鉄道をご利用いだだきましてぇ,ありがとぉございますぅ」

あえての津軽訛りアナウンス。
さすがは地元密着型ローカル路線。
そして,津軽訛りを活字化するという大胆な試み(

そんな懐かしさ漂う業務用アナウンスを一通り終え,自分もほっこりしていたところで,可奈子車掌が威風堂々と車内を歩き出しました。
おやおや?

どうやら,乗客ひとりひとりに声をかけていくようですね。
まさかの乗客いじりの時間だー。

普段からこの鉄道を利用しているおとっつぁんなどには軽い挨拶をするくらいでしたけど,旅行者と見るや可奈子車掌は待ってましたとばかりに食い付いてきます。

そんな流れで,自分の番がだんだん近づいてきました。
なにこの自己紹介の順番が近づいてくるような新学期的ドキドキ展開。


可奈子 「ようこそぉ。お客さんはぁ,どつらまで行かれますかぁ」

O2 「ちょっと金木まで行こうかなってー」

可奈子  「そうですかぁ。お仕事ですかぁ。観光ですかぁ」

O2 「観光で斜陽館見ておこうかなーと」

可奈子  「あぁー。いいですねぇー。あそこぉ人気あるんですよぉ」

O2 「ですよねー。ははは」

可奈子 「よげればぁ,斜陽館までの道順も書いでるぅ金木の地図あるんでぇ,持ってってくださいねぇ」

O2 「ありがとぉございますぅ」


可奈子車掌に引っ張られて,自分も封印していた津軽弁が顔を出してしまいました(


可奈子車掌は,たすき掛けにしていた車掌バッグから手作り感満載の詳細な地図を取り出して手渡してくれました。
さらに金木町の見どころを地図を示していろいろ教えてくれました。
なんか,テレ東土曜のふれあい旅番組って感じですね。
ありがとう,可奈子車掌(仮名)。


やがて列車は金木に到着ー。

画像

プチ駅前通りには,まったく人が見当たらずひっそりとしています。
ちょうど降り出してきた雪なんてまさに気分です。
これぞ傷心の北国一人旅って感じ。
実際のところは,hkdtから見れば南下してきているわけですが。

さっそく可奈子車掌から頂いた地図の出番です。


やぁ。
これはスムーズに行けそうですね。
qma界のミスチル(ミスター・ロストチルドレン=迷子)の二つ名をもち,新さっぽろ,代官山と立て続けに迷い続けてきた自分も,ここにきてついにレベルアップしたようです。
というか,最初の二股分岐路さえ間違えなければ,どなたでもすんなり斜陽館へ行くことができる親切設計です。


さすがは太宰生誕の地をうたい文句にしているだけあって,いたるところで“太宰推し”が見かけられます。
特に『走れメロス』。

画像

津軽鉄道の走れメロス号です。
撮り鉄の方や外国の方と並んで撮影しました。


画像

金木駅から斜陽館へ続く通りは,メロス坂通りというらしいです。
案内板のキャラクターがすでに走っています(
ちなみに,二股分岐路のもう一方の通りは荒馬通りと名付けられています。
メロスor荒馬。
ここには平和な道なんてなかった。


実際に太宰氏が生活していたという太宰氏疎開の家も見かけましたけど,時間の都合でこちらはスルー。


画像

走れメロスマラソンw
考えてみるに,これは捻りもなくあまりにストレートすぎる企画。
しかし,今年で第5回ということで,歴史は意外に浅かったことに驚きです。
ゲストランナーは森脇健児氏。
これ以上ない絶妙なゲストを連れてきたものです。
赤坂を激走した後は金木で爆走することでせう。

そして,スタートとゴール地点が運動公園や競技場などではなく,町立金木小学校であるところも密かにツボ。
なんかローカル体育祭の香りがしてきましたぞー。

なお,現在のところハーフマラソンらしいのですが,わが地元hkdtハーフマラソンが今年からhkdtマラソンに進化したように,いずれはフルマラソンにバージョンアップするかもしれませんね。
なんといったって,走る人の代名詞であるメロスがハーフマラソンって微妙じゃん。



それにしましても,街中でこれだけ「走れ」「走れ」と煽られては,どうやら覚悟を決めて走らなければならないようですね。
もはやサブリミナルの世界です(

ということで,O2は走った。

うぉぉぉーーー(とことことこ)。

途中で山賊に襲われたり大水で橋が流されたりすることもなく,あっさりと目的地に到着することができました。
これをメロス効果と名付けたい。


ということで斜陽館の外観です。

画像

すげーお屋敷。
成金なの?


例によって前置きが長すぎました。


次回へ続きます。




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