朗報来たる

(qma)
こんばんは。
qmaは間違いなくⅣの頃がピークの自分です。

それが今や・・いや,書くまい。



30日の夜,室蘭のPSS予選に出かけていたU氏から権利獲得したとの朗報が届きました。

おめでとうございます(*´∀`)

函館予選では取るだろうなと思っていたのですが,早めに決めちゃったのね。

7日は函館予選ですのでちょっと出かけてきます。





(読書)
朱川湊人氏の『都市伝説セピア』を読みました。

ミステリーではなくホラー短編集です。



「アイスマン」

少年時代,精神の安定を欠いていた少年は,片田舎の親類の家で一夏を過ごしていた。夏祭りで知り合った少女に面白いものを見せると言われ,誘われるままに外れに停めていたバスへと連れて行かれることに。そこは見世物小屋と銘打ったバスで,中には河童の氷漬けが展示されていた。明らかな造り物と思われ,肩すかしをくらって帰宅するが,翌日ふと河童のことを思い出してしまう。“あの河童の手はどうなっていたっけ?生身の人間のようではなかったか・・”再び見世物バスを訪ねることにした少年を待っていた怪異とは-。


ノスタルジックな話でした。流れはある程度予想はつきました。おかっぱ少女がクレラップの女の子に脳内変換されてしまったのは自分のミスです。



「昨日公園」

いつものように公園で遊び,いつものように別れた親友。しかし,その晩彼は交通事故に遭い死んでしまった。翌日失意の少年が公園を通りかかった時,思いがけないものを目にする。それは死んだはずの親友の昨日と変わらぬ姿であった。親友から聞いた日時は昨日のもので,どうやら自分はタイムスリップのような現象で昨日に戻ってきたらしい。その晩事故が起きることを知っている少年は親友を事故から守るべく奮闘するが・・。


この話は何年か前の「世にも奇妙な物語」でドラマ化されていました。主人公の年代設定を上げており堂本光一氏が主演していたはずです。見た人いるー?



「フクロウ男」

ある青年が友人に宛てた手記。それは,自らが巷を騒がせている猟奇犯“フクロウ男”であるという告白の記録であった。小さな噂話から始まった“フクロウ男”の存在がいかにして都市伝説に昇華したのか。そのからくりと自分を動かす“フクロウ男”の呪縛ともいうべき論理-。
オール讀物推理小説新人賞受賞作。


江戸川乱歩氏をリスペクトしたものと思われ。ミステリテイストを盛り込んだ面白い話でした。



「死者恋」

人里離れた山中でひっそりと暮らしている女性画家。そのもとを訪れた雑誌編集者は,画家がかつて経験した妖しげな体験談を聞かされる。それは自分が画家になるきっかけをくれた一冊の本と,画家同様その本に傾倒した女性との奇妙な交流の話であったが,それは恐るべき狂気を孕んだ物語であった。


ちょいとゾクッときましたね。狂気がハンパなかったです。
まぁいるんでしょうね,こういう人。



「月の石」

男は毎朝通勤に使っている電車から見える不思議な光景に悩まされていた。それは,リストラした自分の部下がとある建物の一室の窓から,毎朝直立不動の姿勢で自分を見つめている光景である。目をそむけることもできず,毎朝暗澹たる思いに駆られていた男だが,ある日さらに驚愕の光景を見ることになる。部下が毎朝立っていた窓にはその日,数年前に死亡し自分が死に目に会えなかった母親が立っていたのである。男は意を決してその部屋を訪ねるが-。


設定が怖いです。でも実は・・・。
最終的には哲学的な話になりますが,今回の短編集の中では一番のオススメです。
タイトル「月の石」は万博のあれです。




朱川氏の著作は初めて読みましたがおもしろかったです。
全編読みやすい話ですし,それでいて多彩です。
恐怖あり,感動あり。
きっと朱川氏やさしい人なんだろうな。


実はホラーもけっこう読んでるんですよ。
平山夢明氏とか遠藤徹氏とか恒川光太郎氏とか小林泰三氏とかおもしろいですよ。
・・前者のお二人は上級者向けなので注意してくださいねw


今後とも“本格”と並行して読んでいきます。


そしていよいよ2ヶ月以上放置している,米澤穂信氏の『追想五断章』に突入します。
(゚ー゚☆キラッ

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